2024年1月2日に起きた羽田空港での衝突事故でなくなった5人全員が「全身挫滅」だったと発表されました。
この事故は、日本航空の飛行機と海上保安庁の飛行機が衝突し、海上保安庁の飛行機に乗っていた機長以外5人が死亡したものです。
今回のニュースで初めて「全身挫滅 遺体」という言葉を聞いたのですが、調べてもいまいちよくわかりませんでした><
同じ方が多くいらっしゃるのでは?と思い下記についてまとめました。
この記事でわかること
- 全身挫滅とは簡単にどんな状態?読み方は?
- 遺体の状態は?
- 死亡解剖はできるの?
についてまとめていきます!
全身挫滅とは簡単にどんな状態?読み方は?
まず、読み方は「ぜんしんざめつ」です。
挫滅(ざめつ)の意味を調べてみると、
外部から強い衝撃、圧迫を受けて内部の組織が破壊されること。
コトバンク
と書かれています。
なんだか分かるようなわからないような…
全身の内部の組織が破壊される=ぺちゃんこになった状態なのでしょうか?
どんな状態なのか簡単に説明してくださっている方がいたので引用させていただきます。
全身挫滅とは、挫滅が体内で脳・臓器・筋肉・神経等が、凄く強くて大きな衝撃が体に放たれて壊れると言う意味です。
X(Twitter)
体内のことなので、トマトを押しつぶしたようにぺちゃんとなる状況とは違うようです。
なんでも、打撲も挫滅の一種で、
- 打撲⇒原型をとどめている状態。
- 挫滅⇒潰れて回復不可能な状態。
という使い分けを行っています。
今回は、挫滅ということで、体の内部の組織が回復不能な状態になったことが直接の死因ということでしょう。
正直、想像すると悲しくなってしまいますし、あまり深掘りしなくてもいいことかもしれません…
「報道特集」を観ながら震災関連ニュースに目を通していたら 「全身挫滅」と聞き慣れない言葉が 調べない方がいいと言う意見もあり、確かにぼんやり解っていればいい事だったかもしれません。
X(Twitter)
私もこの意見に賛成です…
全身挫滅は死亡解剖できる?
全身挫滅でも解剖は出来ます。
解剖が出来たからこそ、死因の発表に時間がかかったのではないかと予想します。
Yahoo!知恵袋にも「死亡解剖はできるの?」という質問があり、その回答としては、こんな回答が載っていました。
とてもわかり易く、納得できたので共有させていただきます。
できます。
というか司法解剖しないと全身挫滅と判断するのが難しいです。そもそも全身挫滅というのは長時間血液が圧迫されて、急に圧迫をといて一気に血液が流れることで生じます。なので表面上に症状が現れてもみた感じ普通または少し色が変化している程度なので司法解剖しないと全身挫滅だと判断することができないんです。
Yahoo知恵袋
全身挫滅で遺体の状態は?
今回、飛行機の衝突事故といえども2つの機体の規模がぜんぜん違うので、海保側の飛行機は見るも無惨なものになっていました。
ご遺体も大きなダメージを受けていたと想像します。
ただ、直接の死因は外部出来なものではなく、内部の挫滅だったということなのでしょう。
全身挫滅のみであれば遺体は表面上あまり違和感を感じないかもしれませんが、今回は外部もダメージを受けているはずです。
全身挫滅ついてまとめ
今回は、羽田空港での衝突事故で海保の隊員の死因だった「全身挫滅」についてまとめました。
- 全身挫滅はぜんしんざめつと読む
- 全身挫滅とは、挫滅が体内で脳・臓器・筋肉・神経等が、凄く強くて大きな衝撃が体に放たれて壊れると言う意味です。
- 今回の場合は直接の死因が全身挫滅ですが、ご遺体の表面もかなりの衝撃を受けたと予想
- 全身挫滅でも死亡解剖はできる
この痛ましい事件が二度と怒らないことを祈ります。