毎年2月に開催される看護師国家試験。
看護学生は勉強してきたことの集大成をココレ発揮するのですが、難しい年・簡単だった年が分かれるので一種の運のようなものですよね・・・
一体いつの国試が一番難しかったのでしょうか。
この記事でわかること
- 看護師国家試験が難しかった年はいつ?
- 看護師国家試験に落ちた人の点数
- 看護師国家試験の過去のボーダー
ひよっこ
今までで一番難しかった年は2017年みたい!
合格率・ボーダー・不適切問題の数から推測したよ
⇒113回看護師国家試験2024の不適切問題は何問でいつわかる?過去の例も
看護師国家試験が難しかった年は2017年の可能性が高いです
一概に、何年の問題が難しかった!と言うのはわからないので(その人によるので)、今回は、下記の3つの条件から2017年が一番難しかった試験だと推測しました!
看護師国家試験の合格率はだいたい9割とされています。
合格率が低い時が一番難しかった年だとすると、2017年(106回)が一番難しかった年になります。
2000年・2001年などは、合格率が84%と厳しいものでしたが、基本的に看護師は人手不足なので直近は90%を超える合格率の年もあります。
回 | 年 | 合格率 |
---|---|---|
103回 | 2014年 | 89.6% |
104回 | 2015年 | 90.0% |
105回 | 2016年 | 89.4% |
106回 | 2017年 | 88.5% |
107回 | 2018年 | 91% |
108回 | 2019年 | 89.3% |
109回 | 2020年 | 89.2% |
110回 | 2021年 | 90.4% |
111回 | 2022年 | 91.3% |
112回 | 2023年 | 90.8% |
必修は毎年40点以上がボーダーです。
一般・状況は毎年ボーダーが違うのですが、
ボーダーの点数が低い=難しくてみんな解けなかった
ということですよね。
そう考えると、2017年が一番難しかったことになります。
回 | 年 | ボーダー 一般・状況 |
---|---|---|
103回 | 2014年 | 167点/250点 |
104回 | 2015年 | 159点/248点 |
105回 | 2016年 | 151点/247点 |
106回 | 2017年 | 142点/248点 |
107回 | 2018年 | 154点/247点 |
108回 | 2019年 | 155点/250点 |
109回 | 2020年 | 155点/250点 |
110回 | 2021年 | 159点/250点 |
111回 | 2022年 | 167点/250点 |
112回 | 2023年 | 152点/249点 |
不適切問題は、その問題が不適切(誤りがあった場合)に除外される問題です。
正解率が60%以下の場合、「不適切問題」として扱われる可能性が高くなるそうなのです。
正解率が低い=難しい問題
という風に考えると、2018年は不適切問題が10問もあります!
回 | 年 | 必修 | 一般・状況 |
---|---|---|---|
103回 | 2014年 | 0 | 0 |
104回 | 2015年 | 0 | 0 |
105回 | 2016年 | 0 | 0 |
106回 | 2017年 | 2 | 6 |
107回 | 2018年 | 2 | 8 |
108回 | 2019年 | 0 | 0 |
109回 | 2020年 | 1 | 1 |
110回 | 2021年 | 1 | 1 |
111回 | 2022年 | 2 | 2 |
112回 | 2023年 | 1 | 1 |
2017年は不適切問題の数も第2位で8個あります。
トータル的に考えたら、2017年の看護師国家試験が一番難しかったのではないでしょうか。
看護師国家試験は毎年
点数はその年その年によって違いますが、SNS上で見かけた「落ちた人の点数」をまとめていきます。
あくまでも自己採点で、本当はマークシートのミスや記入ミスがあるかもしれません。
必修40点
一般156点
2019年看護師国家試験
必修40点
一般156点
2019年看護師国家試験
トータルで考えたときに、第106回看護師国家試験(2017年)が一番難しかった年だと考えました。
出題範囲が膨大のため、毎年毎年「難しかった」というツイートを見かけます。
特に2015年~2018年はよく難しかったという声を聞いた気がします。
113回の看護師国家試験も難しく、不適切問題がたくさん出るのでは?と言われているので、合格率などが分かり次第更新します。